粉じん、法令のポイントをご案内
工場の粉じん対策について法令が求めるポイントを解説します。
法令は、「粉じん則」で「粉じん障害防止規則」を基本に「大気汚染防止法(大防法)」とその関連法令になります。
水まきしましょう!
1.粉じん発生場所は、湿潤な状態にすること。
基本は「水まき」です。
2.粉じん作業場所、発生源は密閉し、閉じ込めた粉じ
んは工場外に排出する設備を付けること。
事業者には、下記の装置の設置を義務づけ運用や管理方法についても仔細に定めています(粉じん則第四条)。
粉じんが浮遊している
対策していても現実は、粉じんが事務所内浮遊して粉っぽい、知らずに人が吸い込んでいるかもしれない。
組立工程にまで粉じんが飛散
外に排気された粉じんが排水の溝に堆積や車のボディーに付着しクレームが発生。
洗車代、払えと言われたこともある、とのこと。
ご近所への粉じん防止のため排気ファンを止めたり排風量を下げている。
以前は工場立地は最適でしたが、今は住宅に囲まれています
体積があり軽い粉じん
磁器バリ取りの重い粉じん
鉱石の粉砕粉じん
粒の大小、比重の違い
爆発の危険性は、気がかり
同業の工場で事故があったとニュースで聞いていて、気になっているとのこと。
湿潤にするかしかありません。掃除は、周辺の養生や高所作業となり相当な神経を使いコストも負担になる。
事故のないことを祈るしかありません。
当方の取り組み案を示すものです
基本は、粉じん発生場所をやれる限り、思いつく限り密閉されることです。
製品(ワーク)をコンベア、リフトで搬送されているためレーンにより密閉できない場合は、排気風量を高めにされ、粉じんが横から漏れ出ないよう工夫は出来ます。
フード設備場合は、粉じん吸い込み側の受けフードを大きめにし、もしくは、排気風量を上げ吸じん力を高くされては、いかがでしょうか。
きれいな空気を入れ 粉じんを床下(ピット)に押し込む
例として、天井側より外気を給気し、床にあるピットへ粉じんを含む有害排気を押し込み外へ排気します。押し込むには、すき間だらけだと出来ません。
給気の力と排気側の排出の風量バランス(制御風速)を調整ししっかり排気しましょう。
制御風速とは?
「制御風速」とは、排気装置のフードの開口部から排ガス(有害物質)を吸い込むための
空気の風速(吸塵風速、吸い込む力)のことをいいます。
(有機溶剤中毒予防規則第一六条、粉じん則第27条第1項ただし書の規定による制御風速)
制御風速が弱いと粉じんが排出処理されず、工場内広範囲に粉じんが漂うことになります。
A側は、きれいな空気層、B側は、粉じんの汚れた空気層 境目が頭部にかからないこと
「捕捉面」とは、(排気)気流の方向に垂直な面のことをいいます。上図の左なら床方向への排気なら床に平行になっていて、右の前側に排気するフードならフード方向に対し垂直な面になります。この捕捉面が、有害排ガス発生場所の先に出来るように風量調整を行います。それは作業者の上半身(頭部)がきれいな空気の側にあり有害物質にまみれないようにするためです。管理区分を維持する大切なポイントになります。
例として、上下型プッシュプル換気装置の場合、床上1,5mの高さの水平な面がめやすとなります。(有機溶剤中毒予防規則第十六条の二の規定に基づく厚生労働大臣が定める構造及び性能)
法令には、除じん装置を設置し、稼働させるとあります(粉じん則第十条)。
除じん装置は、粉じんを含んだ排ガス(空気)から粉じん部分を取り除いて、外部排気する装置になります。イメージは、掃除機です。
排気されてしまう有害粉じん
光を照射し見える有害粉じん
粉じんを含んだ空気を戸外へ排出すると、近隣環境に
有害な影響を与えます。排気は、粉じんを取り除いて
から排気すること規定されています(粉じん則第十四条)。
近隣迷惑にならないよう設置を行う場合、管理や運用負担は、かなり事業主には重荷です。
もし、除じんのパフォーマンス、気になられるなら当方の「マイクロバブル方式の除じん装置」について一度
ご検討をお進めします。
万能では、ありませんが、かなりの期待効果は得られる
と思います。
有害気化ガスを吸引し排出へ
マイクロバブルを採用した排気処理装置なら
①粉じんや悪臭が工場の外へ出てしまう恐れと、
②フィルターにスラッジ付着で目詰まりしてしまうことを解消できます。
マイクロバブルを採用した湿式のスクラバーなら塗料ミストを瞬間に分解し③スラッジとして回収し、合わせて④溶剤成分を低減する働きがあり、求められる⑤排風量を達成することが出来ます。
有害物質の外部排出を抑え、明日から安心を手に入れられます。
ミストがこもらない
安定した吸塵力を維持
スッキリしたブース
管理区分は1になった