各社の除塵・集塵装置方式の違いと
マイクロバブル方式を比較し
仕組みやメンテなどを整理してみた
除塵と集塵は、意味が少し違いますが、あえてこだわらずご説明します。
除塵・集塵装置の大きさは、大型から小型の掃除機、ハンディーなものまであります。
移動式や小型のものは集塵機と言い、価格や用途、機能、取り扱いは様々です。
市街地にある集塵排気ダクト
代表的な除塵・集塵方式の違いは、
① フィルター式 ② サイクロン式
③ 湿式スクラバー式 ④ マイクロバブル方式
があります。粉じんの種類に合わせ仕組みや適応場所に違いがあり、装置の方式に特徴があります。設置条件や粉塵の回収方法に加え、悪臭や煤煙、発火性などがある場合もあり最適な装置を選びましょう。
付帯設備とは、ダクトやフード、囲いブースなど集塵
装置以外で付属される設備を言います。
ダクトダンパー部に堆積の粉塵
集塵装置以上に付帯設備への配慮は大切です。
フィルター式除塵・集塵装置
フィルターが袋状になった装置です。
大型掃除機のイメージで分離除去する粒子物質の種類とその用途は幅広く集塵効率も高いです。
一般の平面状のフィルターより、袋状は集塵した粒子の再飛散の確率は低いです。フィルターは布製が多く他にナイロンやガラス繊維などがあります。
粉じんの粒子粒の大きさや排風の風圧の強弱で袋や装置が選ばれます。
フィルターが再使用できるタイプは、粉塵を払い落し粉塵を回収します。数千円から万単位で使い捨もあります。耐酸性や耐熱性が必要な工場ではガラス繊維、セラミック状のフィルターを用います。集塵装置自体はやや大型となり高額ですが、0.01μm位の粒子を集塵でき、除塵集塵効率は99%と非常に高性能です。
フィルターの目詰まり解消は、大切です。
遠心分離で集塵
粉塵が遠心力により筒内の内壁にぶっつけられて比重の差で重いものが下の回収カートリッジに集められる方式です。 ご家庭のサイクロン掃除機と同じです。
排気は、除塵され外へ排出されます。微細な粉塵も除去できて設置や粉塵の回収などメンテナンス性がよい利点があります。装置には、高温粉じんでも使用できる素材のものもあります。
湿式スクラバーで集塵
粉塵を含む空気(排気)を水壁や水シャワー、受水槽の水中を通過させ粉塵を回収する仕組みです。
湿式(スクラバー)装置は量が多い粉塵回収に向いています。比較的風量を大きく出来、構造は、シンプルです。
湿式集塵装置は、高温や湿気のあるところ向きで粉じん爆発の恐れの場所に採用されてきました。煙りの排気ガス類のところでは冷却装置が不要で排気ガスの煤塵粒子
類を回収、分解除去でき、腐食性の高いガスなどにも
有効と評価されています。
どのタイプの装置もメンテが悪いと、集塵力が落ち外への排気でも問題を抱えます。
意外に粉塵回収できず工場の外に粉塵が排出されています。工場屋根や防鳥網に付着物がしっかり着いていることも多く、当然、近隣で苦情になりかねません。
この粉塵排出に屋上にフィルターボックスで拡散対策をされていますが、むづかしいようです。
有害排気物が排出
多様な粉塵類を処理する場合、複合的装置が必要で大型化します 温めたり、冷やしたり、水の循環など2次処理設備が必要で、そのエネルギー(電気、水・・)もたくさん使うこともあります。また、運用上の管理、メンテとコスト、付帯の労務手間などもかかります
「新方式のマイクロバブル」を採用したスクラバーについて以下解説します
マイクロバブル方式採用
ピット下に湿式スクラバー
マイクロバブルは、小さな気泡で目では見えません。
泡は、小さいほど表面積が大きく、表面張力が強くなり粉塵などの物質を吸着します。また、泡が『負』に帯電し異物(有害物質)を吸着する働きがあります。
下記、粉塵の種類や性質に対応します
① 粘り気、粘性のあるもの
② 砂や鉄粉のようなもの
③ 発火性の高いもの
④ 高温なもの
⑤ オイルミスト状のあるもの
⑥ 悪臭を含んでいるもの
⑦ 軽く空気中を浮遊するものから重いものまで
⑧ 微細な小麦粉位から米粒大まで
⑨ 産廃処理場、堆肥工場、採石場など
水膜式の湿式スクラバー
鉄粉と砂塵の混合
装置の反応層部分(ドラム状の筒の中)で気流をサイクロン状態にして筒の内側壁面部分に粒子物をぶつけて
粉塵を回収する仕組みです
マイクロバブルはお風呂や洗濯などTVや雑誌などでもたくさん目にするようになりました。
除塵、集塵処理するのに最適な集塵の仕組みと考え、
装置の開発を行っています
製品化している集塵装置は、マイクロバブル方式を仕組みとして採用した湿式集塵装置(スクラバー)です
粉体やほこり、ちり、研磨粉、ヒューム、削り粉、磨き粉、パテ、プラサフなど多種の粉塵について高い除塵・集塵効果を発揮します
また、塗装時のミストや金属加工時のオイルミストなど粘性のある物質の回収にも効果を発揮します
除塵・集塵装置で強力に回収
集塵処理装置(集塵機,洗浄装置,脱臭装置等)として徹底的に除塵・集塵します
前述の課題への対策は果たせます
1.粉塵によるフィルターの目詰まり 低減
2.大きな設置スペースが必要 最小化可能
3.捕集回収された粉塵が再飛散する可能性 低い
4.高温のものは、むずかしい 発火の危険性がある なし
5.騒音が激しい場合がある 低減が可能
6.清掃、メンテナンスは手間とコストがかかる 最小化可能
7.悪臭発生 低減が可能
いかがでしょうか。
粉塵の吸着と除塵を期待以上に果せます マイクロバブルの仕組みは、大幅な価格低減と
運用の手間を省力化させます マイクロバブル方式を選択されお客様から多くのご決済いただきました
(注:参照、引用Wikipedia)
関係法令:粉じん障害防止規則
第三章 設備の性能等(局所排気装置等の要件)
第十一条 以降に規定
受付時間:9:00~17:20(土日祝を除く)