マイクロバブルが工場の悪臭や粉塵・排水腐敗を解決

   マイクロデザイン

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水性塗料|塗装ブース、新方式の局所排気装置の効果

水性塗料でマイクロバブル方式の局所排気装置が大活躍
塗装ブースのミストや粉塵、スラッジ回収などの対策で実力を発揮
その導入事例をご報告

水性と油性対策を同時に実現

  困っていたこと

塗装ブースの裏側の局所排気装置

工場屋上へ排気される 
粉塵飛散を低減

新規に塗装工場をオープンにあたり、

何と言ってもも工場内の環境対策、作業環境に一番気にされていたこと。近隣への粉塵飛散、悪臭、臭い対策は、当然でした。

特殊なボディーを塗装されるため足付け作業からはじまり塗料は、下地材に水性、油性塗料の2種類を使用している。
仕上げに粘着性のある溶剤系のクリアーを上塗り塗装で入念に塗着させ厚みを作る、最終研磨で仕上げをしています

場所は、工業団地だが隣に住宅が建ち始め特に注意が必要でした。特殊塗装で頻繁に来客があるので工場内をきれいにし見学できるようにされたい希望もありました

ジオクリーナを見学され、その場でサンプルテストをして導入を決め最短の導入計画を立てました
従業員は、5名ほどで塗料の悪臭と粉塵飛散対策に「マイクロバブル方式」を選ばれました。

ジオクリーナを選ばれた経緯、理由は

塗料ミスト対策に排気装置を導入

設置組み立て中
 

「におう」「臭い」と以前から頻繁に苦情がありダクトの位置や向きを変えたりしたが、ダメだった。その後塗料は、大部分水性に変えたもののミスト、粉塵飛散が逆に多くなり困っていた。
業者から排気装置をフィルター式かベンチュリーにと提案があった。仕事は多くなっていて続けて行きたく従来と違うものを探そうとした
 

塗装ブースの排気装置として設置

ブース側はプッシュプル式

あまり高額な装置は入れられないのと確実に水性塗料の粉塵捕集で効果があるもの。また塗料のスラッジ回収、油性系の塗料も使うので悪臭対策も必要で、納得できるものを選ぼうと考えていました。以前ネットで見ていた「マイクロバブル式」のデモを見に行きました

 

シンナーの強烈な悪臭がバブルの力で分解され臭いが少なくなるのをみて、「これだと」確信できた。水性塗料を試すと確実にミストが処理されていた。フィルターがないので塗料詰まりなくファンの吸引力が落ちないと説明を聞いた。研磨の粉塵、スラッジもきれいに回収できており塗装ブースはスッキリしていて飛散がなくなると思えた。

ユーザーの希望は、

  • 1
    水性塗料と溶剤系、そして研磨粉の集塵が確実にできる三刀流が必要
  • 2
    フィルター式やベンチュリーは吸着しても再飛散するので検討しない。
  • 3
    出来れば頻繁の掃除、点検は極力減らし、ランニング費用を減らせること
  • 4
    メーカー専業のメンテ保守サービスや消耗品の購入は自前でしたい
  • 5
    塗料や粉塵などのスラッジの回収処理が簡単なものがいい
  • 組み立てと導入は自分でやり、塗装ブースはそのまま利用したい
ミスト捕集のテスト
テスト機に水性塗料を噴霧
捕集されたミスト
ミストが捕集されスラッジに
ミストのかたまりがスラッジとなるもの
ベトツキなくミスト回収が可能

↓スラッジが大量に採れるため、カートリッジを大きくし装置を製作

水性塗料が捕集されている
   塗料ミストが捕集されスラッジとして  カートリッジに回収されている
塗装ブースに設置完了
溶剤塗料に研磨も行うための粉塵吸入口
塗装ブースは流用

「マイクロバブル方式」を選ばれた理由

  • 1
    「マイクロバブル方式」を見学した。塗料を噴霧しテストでは不思議と塗料が吸い込まれ粉塵が排気されていなかった。装置内で確実に回収処理され、塗料カスがたくさん取れて驚いた。
  • 2
    水性塗装の工場で採用しているユーザーもありと聞きこれで十分と判断。
  • 3
    何より油性、水性と設備の2重化、2重投資はやめた。集塵処理は、水しか使わず
    ローコストなのと、装置の扱いが簡単なのがいい。
  • 4
    塗料スラッジの外部へ飛散も考えダクトの構成もいいものが出来た。
  • 5
    日ごろのメンテナンスやデバイス交換は、調達から作業まで自前で出来るとのことでありがたい。
塗装ブースに設置

■完成です。末永くお使い頂きたい■
ブースは、栗田工業社製で
カーテンは新品に交換です

水性塗料について補足

水性塗料は、少量とはいえアルコール系溶剤やセロソルブなどが配合され、またキシレンやベンゼン系など有機溶剤の内容成分が含まれることがあります。

問題は、少量でも揮発性有機溶剤(VOC)が含まれていながら含有物のデーターシートがほとんどメーカーから非公開であることです。

揮発性有機溶剤(VOC)の削減装置をわざわざ塗装ブースに導入する必要がないメリットがありそうですが、そのまま排出となると塗料ミストの飛散は、変わりありません。
水性塗料の作業時の注意点はメーカーの記述では、溶剤使用と同じ対策であります。

水性塗料の問題は、オーバースプレーされた塗料ミスト(固形物)の回収処理です。従来の湿式スクラバー、ベンチュリーなどは、水性塗料は固形分が水に溶解し回収で課題があります。
フィルター捕集は可能ですが、フィルターが抱える目詰まりは課題が残ります。

当装置は、マイクロバブルの働きで水性塗料に含まれる少量の溶剤分を分解処理ができるため塗料を瞬間に固形化、不粘着化させスラッジとして回収することが出来ます(すべてではない)。

「水性塗料使用ユーザーの感想として」

水性塗料は、環境に優しいと言われているものの
塗料価格が高く、乾燥に時間がかかるのと、仕上げでは有機系クリヤーを上塗りしているので、塗装ブースの設備が2重になるなどで効率的ではない意見が多いです。

水性クリヤーもあり試してみると、乾燥に時間、手間がかかるようです。熱照射や熱風をかけ、ブース内で加熱乾燥してと光熱費は、かかってしまいます。
クリアーの
経年変化、耐久性は、問題ないとのことでした
*水性塗料は、事前にテストを行い確認が必要です

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塗装ブース 排気方法

塗装ブースがそもそも必要なのか?どのような問題点がるのか?どんなタイプがいいのか? など疑問点は、たくさんあります。

悪臭 排気処理装置

スクラバーや活性炭などいろいろ試してきている。大きいのは、コスト面と手間。課題解決の方法を知りたい。大変大きな悩みです。

粉じん 捕集

工場内が汚れる、近隣に飛散しているなど、基本の問題点です。
対策は、捕るしかありません。一番効果的な方法やコスト面を知りたい方が多い。

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