水性塗料は、成分の50%以上が水です。
水性塗料には、塗装時に含有の水の蒸発を促進するためにアルコール分が含まれ、また、少量の揮発性有機化合物(VOC)が含まれていると言われています。少量のためか火気の取り扱いでは、危険物ではなく消防法の規制外で、大量に保管も可能です。
水性塗料は、水性ペイントと呼ばれ30年前に販売が開始されました。
大気や水質、土壌汚染が軽減され、何と言っても塗装ブースでの作業者の健康に無害なことには、大きな価値があります。
トルエンやキシレン、酢酸エチルなどの有機溶剤は塗料や接着剤、インキなどに使用され、その利用分野は非常に広いです。
製造設備の洗浄剤としても使用され化学製品製造施設や食品加工場での使用量も多いです。
溶剤は危険な面があり、長い間様々な対策がなされ、法令での規定も整備されてきました。
そこで水性塗料は、安全対策や近隣環境への配慮として画期的な存在と言えるのですが、今一つ普及していません。
塗料を使用する際に、飲食又は喫煙をしないこと
吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休ませること
水性塗料には、成分として50%以上が水分です。他に、添加剤、顔料それにアルコール、さらにキシレンなどの溶剤などが少量含まれているといわれています。
塗料によっては、この表示の明記がハッキリしていないものがあり、塗料を選択される際には、安全シート(成分と危険のことわり書き)をしっかり確認されることをお勧めします。
有機溶剤系塗料は、積み重ねてきた安全への創意工夫の歴史があります。
単純に水性塗料の採用が安全性を保障してくれるとは言い切れません。
水性塗料が開発され30年になりますが、構成、成分などの内容、配合割合が公開されることがありません。言い換えると何が含まれているのか使用する側には、分からない部分があります。
身体への害や環境負荷は、過去の例でも時間が経たないと分からない部分があります。
塗装される際の塗装ブースでの作業環境は、溶剤の激臭がないものの反対に無理できることもあり危険な部分があるように感じます。
塗料ミストにまみれての作業での注意は、溶剤塗料と同様の安全対策を取られるようにと注書きがあります。注意書きは遵守頂きますようお願いします。