マイクロバブルが工場の悪臭や粉塵・排水腐敗を解決

   マイクロデザイン

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メーカー別脱臭装置の違いを比較

メーカー別脱臭装置の違いについて
仕組みやコスト、メンテナンス面から調査してみた

脱臭のやり方(方式)の違いについて

揮発性有機溶剤とその脱臭を前提に

ここでのテーマは、工場、作業場所で使用される有機溶剤のニオイ対策を基本に確認しています 臭いは、 ①個人の感覚的側面と ②無臭にはしにくい点、さらに ③どこまで対策に費用や手間を掛けるか、バランスがあると思います

工場内の溶剤臭なら労基法から作業環境の整備が必要です 工場の外なら「悪臭防止法」の規制基準に当たる対象区域は、悪臭防止対策を取る必要があります

ここでは有機溶剤(シンナー臭)を基本に各社の脱臭方式を調べてみました 
巻末にマイクロバブル方式についても解説しています

: 脱臭の対象場所、ここでは作業場所(工場内)を主に検討し労基法管理区分に適合することを第1に
      考えます  近隣対策は必要な範囲で考慮します

工場の脱臭方式には、何がありますか

主な方式や仕組みなどについて

  • 換気扇方式について
  • 活性炭方式について
  • 消臭剤、中和剤方式について
  • 燃焼式(RTO)について
  • 生物方式について
  • オゾンによる方式について
  • プラズマや触媒方式について
  • 酸素クラスター方式について
  • 曝気、スクラバー方式について
  • マイクロバブル方式について

費用は、導入費用(イニシャルコスト)と運用費用(ランニングコストで材料費や人件費その他)での
比較になります。種類や規模によりかなりの誤差があります 
マイクロバブル方式との差異も付け加えています

換気扇方式について

工場内の有機溶剤の悪臭を外へ排出し外の新鮮な空気と入れ替えるシンプルなやり方で価格も安価です 規模の大小に関わらず利用シェアは非常に高いです

【優れた点】 導入費用 3万~

  • 家庭や工場、飲食店厨房、トンネルなど利用は多く簡単、導入が安価で効果も非常に高く、ランニング費用もほぼ電気代位。作業環境の維持には、もっとも普遍的方法。
  • 種類、メーカー、やり方、取り方も多種類でかつ大小あり用途は、個人用から業務用までと大変広いです 高温多湿や塩害での利用、塗装工場でも多く使われていてほぼ万能と言えます

【留意点】

  • 悪臭防止法、大気汚染防止法など指定の有害物質(有機溶剤)の外部排気が行われると、たれ流しとなるため規模や量によっては工場外で環境問題を生む可能性があります 

​【マイクロバブル方式なら】

  • 工場外への排出前に有害物質を分解、低減処理ができます
  • 臭気はゼロになりませんが工場外の悪臭、臭気を低減します
  • 業務用途別に排出風量に合わせ装置の大きさなど仕様を決められます

活性炭方式について

活性炭の細かい孔に臭気を吸着させて脱臭する方法、やり方はお馴染みです。

 

【優れた点】 導入費用 ~50万~

  • 業務用から家庭用と身近に使用され用途面は、広範囲で馴染みはとても深いです

【留意点】

  • 短時間で大風量の脱臭を実現するような大工場向けには向きません
  • 活性炭の交換は手間と維持費用が掛かります
  • 塗装工場では排気に塗料ミストが含まれ、活性炭表面に塗料が着き、目詰まりとなります交換でコストや手間が気になるかも知れません
  • 発火性のある場所での使用には向きません 

マイクロバブル方式なら】

  • 活性炭は、不要でなので交換がなく排出前に有害物質を分解処理します
  • 完全ゼロになりませんが近隣での悪臭、臭気を大幅に低減できる方法です
  • 工場内は業務用途別に排出風量に合わせクリーンに保つことが出来ます

 

消臭剤、中和剤方式について

一般に消臭剤を噴霧して溶剤臭を和らげる、中和するやり方です

 

【優れた点】 導入費用 20万~

  • 生活上なじみ易い方法で芳香剤、防臭剤などの噴霧は、簡便で悪臭や臭気の強さの不快感を和らげます。芳香剤、防臭剤、脱臭剤、消臭剤など種類はたくさんあります
    費用は、注入薬液代と注入量をコントロールする装置が必要です

【留意点】

  • 排気が大容量で高濃度の場合、その臭気には、難しいこと
  • 消臭剤そのものの安全性、排出された消臭剤ひとが吸い込んでも大丈夫なのか?です
  • 取り扱いでは、溶液という脱臭剤を噴霧するので適正な量の噴霧や溶液の補充、そのための備蓄装置と運用上の管理業務が必要となります 薬剤溶液のコストが掛かります
  • マスキング(中和消臭)は中和剤にニオイがあって、悪臭が消えたようにするもので悪臭防止法対策の「臭気指数」は低減しない方法と言われているようです
  • 臭気の効果を比較、検証するのは大変でしょうか
  • 元の有害物質が化学変化しない限りと消臭薬剤を大気へ放出し続ける方法になります 
     

マイクロバブル方式なら】

  • 排気時に有害物質を分解処理し低減します
  • 作業者も近隣住民も添加材等をひとが吸入することはありません
  • 工場の大きさに合わせ装置の仕様を決められます

燃焼式 (RTO) について

臭いの空気を高温で燃焼する方法で溶剤臭を「燃やす」酸化分解方式です

 

【優れた点】 導入費用 9,000万~

  • 燃焼の方式には、排ガスを圧縮し燃焼させるもの、クモの巣状の熱線にガスを通過させるハニカム式などいくつか種類があります 有機溶剤系の多種の臭気の脱臭に対応できる装置で、各メーカーの種類も多いです
    有害排ガス処理では、燃やす脱臭装置の効果は非常に高く、他との比較はむずかしいです

【留意点】

  • 火気や電気を使用するためイニシャルもランニングも設備、運用費用が億単位と高額です
  • 運用は、安全対策(火元責任者)が必要で運用管理は様々な手間がかかります
  • 熱処理の助燃エネルギー代が相当量かかり脱炭素社会、カーボンニュートラルの実現に対してCO2や熱の排出など環境への配慮が必要で対策として2次設備が必要になります
  • 処理単位で比較すれば、高価な処理装置ですが、需要は高いです


​【マイクロバブル方式なら】

  • 火気を使わず工場外への排出前に有害物質を酸化分解します
  • CO2排出がなく2次設備も不要です
  • イニシャル、ランニングコストでメリットがあります
  • 本装置をRTO等のフロントに設置しRTO本体への負荷低減に使用が可能です

生物方式について

バクテリアという微生物の働きにより臭気発生元を代謝機能、自然の力で分解し脱臭するやり方です。水の浄化に広く使われています。微生物による持続的効果で脱臭効果を発揮するもので家庭向けにネット通販でもたくさん売られています

 

【優れた点】 導入費用 700万~

  •  自然環境にやさしい脱臭方法です。薬品類を使用しないため環境負荷がなくバクテリアは、悪臭の元となる有機溶剤など物質を二酸化炭素と水に分解するので、長期間悪臭を防ぐ脱臭と言えます。バクテリアを利用した消臭方法は、天然素材が原料のため安全に利用できます。

【留意点】

  •  工場で使用する場合は、微生物体の育成維持、管理などに専用の設備と運用管理者を選任するなど手間にコストさらにデリケートな   扱いが求められます。一般に有機溶剤の悪臭を排気ダクトで排出する脱臭処理には、使い方によりますが不向きのようです  


​【マイクロバブル方式なら】

  • 工場外への排出前に有害物質を分解処理するやり方です
  • ゼロになりませんが悪臭、臭気を低減します
  • 排出風量に合わせ装置の大きさ、仕様を決めます

オゾン方式について

オゾンと臭気を合体化合させて酸化分解させる方法です。オゾン生成装置は、ネット通販で小型のものは、販売されています

【優れた点】 導入費用 ~300万~

  •  臭気対象が多彩で高濃度処理まで脱臭が可能です
     オゾンは、空気を原料に生成するので原料費用が掛かりません オゾン生成装置は
     ネット通販で買える小型で安いものもあり殺菌用として身近に使われています

【留意点】

  • 業務用で工場向けとなると価格は、数百万単位となります
  • オゾン自体、量によりますがひとには有害で扱いには専任者をおくなど管理と注意が必要です  目安、0,1ppm・・・0,2mg/m3、有害性については、各装置の操作マニュアルをご覧下さい
  • 有機溶剤系排気処理用には、難しいのではと理解しています 


​【マイクロバブル方式なら】

  • 工場外への排出前に有害物質を分解処理します
  • ゼロになりませんが悪臭、臭気を低減します
  • 排出風量に合わせ装置の大きさ仕様を決めていきます

プラズマや触媒方式の特長

臭気が触媒体部分を通過することで分解させるやり方です。多種多様な組み合わせ装置が提供されています。

【優れた点】 導入費用 ~800万~

  •  比較的多種の臭気成分を継続的、確実に脱臭処理でき割安感があります

【留意点】

  • 各装置メーカー固有の脱臭技術のため装置費用のイニシャルコストと運用面ではメンテナンスで専門の脱臭サービス業者に依存するなどランニングコストがかかります  


​【マイクロバブル方式なら】

  • 工場外への排出前に有害物質を分解処理します
  • ゼロになりませんが悪臭、臭気を低減します
  • 排出風量に合わせ脱臭装置として大きさ、仕様を決めることができます

酸素クラスター方式について

電気放電で大気中の酸素をイオン化させ、この酸素クラスターで臭気やウィルスを接触させ、脱臭、除菌するやり方です。家庭用に通販でもたくさん売られ、集合住宅のゴミ置き場、雑排水処理場にも設置されています。

【優れた点】 導入費 ~200万~

  • 主体のマイナスイオンによる分解なので、原料は、空気となり環境にやさしくなります。装置自体もさほど高くは、ありません。

【留意点】

  • 高濃度、大量の臭気にはやや不向きです。 発生するオゾンやイオン生成管に対して、デリケートな管理、メンテナンスが必要となり運用管理者を設ける場合もあります  

 

​【マイクロバブル方式なら】

  • 工場外への排出前に有害物質を分解処理します
  • ゼロになりませんが悪臭、臭気を低減します
  • 排出風量に合わせ装置の仕様を決めていきます

曝気、スクラバー方式について

水もしくは洗浄剤を含む液体をシャワーのように悪臭に浴びせるか水槽、タンクに臭気をブクブクと泡のように通すやり方です 曝気状態により臭気体を時間かけて酸化分解させ脱臭します 様々な種類と取り方も工夫され業務用に提供されています

【優れた点】 導入費用 ~400万~

  • 仕組み、方法が単純で運用が簡単な脱臭装置である点と、ちり、ほこりなども合わせて回収が可能です。イニシャルコストは、やや負担が重いかも知れません

【留意点】

  • 悪臭の取り方で水のみで処理が可能なのか、疑問があります。
  • 薬剤を含める方法では、安全管理が必要です
  • 水を使う方法のため使った水の排水処理設備や産廃処理が必要になる場合があります
  • ​装置の構成はシンプルですが、やや大型化し、かつ処理には水の攪拌時間がかかる脱臭方式です。
  • 水の腐敗、悪臭など2次問題が発生します。 専門の業者によるメンテナンスがかかる場合もあります 

 

​【マイクロバブル方式なら】

  • 工場外への排出前に有害物質を分解処理します
  • ゼロになりませんが悪臭、臭気を低減します
  • 排出風量に合わせ装置の大きさなど仕様を決められます

マイクロバブル方式のマストクリーナについて

ここでは、新方式のマイクロバブルを採用した脱臭について比較しご説明します

大きさや粉塵対象、用途も様々ですが、脱臭方式として実績を残しています

ドライ式フィルター(活性炭)と比較して

フィルター、フィルターボックス設置 ありません
活性炭使用 ありません
フィルター目詰まり、交換など ありません
高出力、高排気量ファン 不要
吸排気バランスの調整(システム) 必須ではない
粉じん、スラッジ払い落とし装置 ありません
制御風速(排気力)の低下 ありません
専門部品のためユーザーは、メンテ出来ない 出来ます
導入価格について やや高くなる

湿式スクラバー(ベンチュリー式)と比較して

粉じんや悪臭の外部飛散、拡散 少ない
スラッジ付着で排気風量、処理能力の低下 少ない
スラッジ付着、堆積で振動やうなり音 少ない
高出力、高排気量ファン 不要
粉じんやスラッジ処理で剥離剤、凝固剤使用 ありません
粉じんやスラッジ清掃が大変 少ない
脱臭に二次設備(活性炭フィルター)が必要 ありません
専門部品のためユーザーは、メンテ出来ない ありません
近隣からの悪臭苦情、クレームがある 限りなく少ない
導入コスト、ランニングコスト 節減できる

燃焼式、加熱式と比較して

脱臭装置として大がかりな燃焼、過熱設備 ありません
消臭のための助燃剤等ランニング費用が高額(燃料費等) ありません
蓄熱体(装置) 不要
熱交換機(そのメンテナンス)手間と費用 ありません
廃熱ボイラ ありません
触媒交換(バーナー点検)手間と費用 ありません
含有物燃焼後の炭化物(灰、炭等)の清掃とコスト                     少ない
特種、専門部品のためユーザーは、メンテ出来ない                              ありません                      
複雑なシステムコントロール、調整がいる                 ありません
高度で複雑なエンジニアリング装置             違います
導入費用、ライセンス費、販管費、メンテ費が高額             節減できる

以上は、網羅的な比較ではなく、また、断定するものでもありませんことをお断りします。

マイクロバブル方式が選ばれる理由

2次処理を必要としない(冷やす、暖める、浄化排水する等)

強力で持続性がある吸気力

 

イニシャル、ランニングコストが安い

脱臭プラス除塵・集塵機能にも優れている

マイクロバブル方式採用マストクリーナ ご参考

マイクロバブル方式採用のマストクリーナ 

マイクロバブル方式のメンテナンス、日常管理について

悪臭や有害物の排出がゼロになりませんが、マストクリーナなら、有機溶剤(VOC)の分解除去を期待以上に果せ、脱臭方式では可能性があります
大幅なコスト削減と運用の手間を省力化させることができ心地良い作業環境を演出します

しかし、装置の安定稼働のために一般にはメンテナンスは、必須です              メンテナンスは本装置の部品や消耗品の交換、定期点検を言いますがマストクリーナには、メーカーメンテナンスの契約は、原則ありません
必要なデバイスは、特殊部品はなくお客様側にて直接調達、手当てして頂いています
もちろん私共からも提供は可能です(すべてスポット対応)

日常の運用管理の種類、方法として、定期清掃、受水槽の水交換、定期点検になりますが装置の安定稼働のためお客様に必ず行って頂くことを基本としています
私どもでは、メーカー拘束の保守契約は、原則ありません

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