マイクロバブルが工場の悪臭や粉塵・排水腐敗を解決

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塗装工場|ブースの課題と解決方法 

塗装ブースの排気方法ご案内

 塗装ブース 『 最近、調子悪いな! 』
 気になることありませんか?
ミストやシンナー臭など解決方法
    ご案内しています           

 

はじめに、工場全体から  苦情が出ていて

塗装の苦情、いろいろな部門から出ています

会社、至るところでミストや粉じん、臭いがすると言われる

事務員からは、 仕事にならないと社内口コミに

健康に悪いと、モチベーションが下がってしまっている

粉塵

どこも粉だらけ!!

シンナー臭は子供に危険
有機溶剤の悪臭

シンナー臭  気分が悪い

塗料(有機溶剤)は、危険物です

塗装の有機溶剤は、ご存じのように激臭がありご使用は、危険物の指定となります。 
適切に保管することが火災や中毒事故防止から必要とされ各法令で規定があります。
ひとが溶剤の気化ガスを吸入してしまうと神経系統に中毒症状を起こす可能性があります。
また、
引火性が強く、発火や爆発の恐れが高いため保管量により危険物倉庫が必要となっています。

工場内でシンナー臭がするのは、何故か

危険物取扱者

危険物取扱者

有機溶剤保管場所

有機溶剤保管場所に掲示

何故、臭うのか、塗装ブースなどから溶剤が気化ガス化して漏れて、漂っているから「臭う」のでしょうか
苦情になっているならしっかりとした対策が必要です

消防法では有機溶剤はほぼすべて危険物(引火性が高く第4類引火性液体に該当)となるため保管について詳細な決まりがあります。

指定数量以上の保管には、危険物倉庫が必要で、数量未満でも少量危険物として、各自治体の条例で定められた基準に従うようにと規定があります。
危険物の貯蔵や取扱いは、量により危険物取扱者(国家資格免状所有者)が担当しなければならない場合もあります。
保管や作業などに関わる場所は基本、密閉すること、必要かつ適切な戸外への排気(換気)をし
冷暗所で保管さ
れることが求められています。注1

保管場所には、「危険物貯蔵所」など、目につきやすい
分かりやすい表示が必要です。
個々の扱いやトラブルがあった際の対処についても詳細
な規定があります

注1:危険物の規制に関する政令 第四章 貯蔵及び取扱の基準 六

粉塵は、意外に恐ろしい

有機溶剤は、強烈な激臭があるため誰でもお分かりかと思いますが、粉じんは、目に見えない微粒子となって空気中を漂っているものは、気づかず知らず知らず吸い込んでしまっているのが実情でしょうか。 事務所内の至るところが、粉っぽいなと感じる際は、オフィスにまで浮遊していると考えられます。 実は、一般社員はかなり危険です。

目に見えない粉塵が光に照らされたもの

  • 1

    人体に健康被害

長期にわたって粉塵を吸い込んでしまうと、肺に溜まり呼吸機能の悪化やじん肺(珪肺、炭じん肺、アスベストじん肺など)に見舞われる危険があります アレルギー反応を起こす場合は、じんましん、皮膚の炎症、眼病、鼻炎、ぜん息などを発症されることもあります
現在では、法令での決まり事が整備がされています注2
注2:じん肺法、
粉じん障害防止規則等、労働安全衛生法

  • 2
    粉じん爆発、発火の危険

粉じんの蓄積、堆積と微量の気化ガスと引火性の熱源とが相まって、ダクト内やブースフィルター類で発火、粉じん爆発を起こす危険があります 粉塵の微細さに容易に酸素との結合は、わずかな熱源や静電気で発火反応が起き爆発へと至ります。
工場での爆発や火災は、ニュースでも見かけます

  • 3
    工場設備や製品品質への影響

工場内の機械設備に粉塵が付着すると、設備の性能への影響や不具合・故障の原因になります。 また、製品への付着においては仕上がり品質にも悪影響となり歩留まり悪化を招く可能性があります。

苦情になる原因は、2つ

塗装作業されている塗装ブースから塗料ミストが漏れている、また、塗料の保管庫から有機溶剤などの有害気化ガスが工場内に漏れ出ているためです 
その原因は、何かですが2点考えられます 

  • 1
    排気能力不足

有害物質の排出

塗装ブースなら排気ファン(換気)が十分な能力を出せていないためです 羽やファン内壁にスラッジが付着、堆積しているため必要な外部への排気が出ていないためです。 もしくは、近隣を気にされて排気風量を落とされている場合もあり排気方法としては、間違っています 
保管庫、取り扱い管理等に疑いがあるなら管理の遵法に理解、行き違いがあるかも知れません。

  • 2
    すき間がある、リフト開口部や扉の開閉が多いこと

塗装ブースを例にすると、囲われているはずのブース壁面にすき間がありミストや粉じん、シンナー臭が工場内、外に漏れている。

排気装置(換気)やダクト設備にスラッジが付着し機能せず法令の制御風速が保てていないため排気方法として不適格になっていると考えられます。

工場のミストや粉じん、臭いの対策方法は、2点

排気ファンの能力をしっかり保ちましょう

塗装ブースの塗料がミストの状態でブース内の排気ファンの羽根部分やダクト、フィルターに付着し固化するとスラッジとなり排気不良を起こし有害物質の工場外への排気処理が出来なくなります。 ファンやダクトをきれいに掃除しましょう。フィルターは新しいものに交換です。 排気方法を守れば、事務所での口コミになることはなくなります

塗装ブースや保管庫のすき間は塞ぎましょう

ミスト対策としてブースの壁面、天井など改めてすき間をしっかり埋めましょう 
ワークのリフトによる出入りがあるすき間は、ブースの内圧、外圧バランスを改めて再考され、場合によっては、排気方法の再考としてファンの能力をアップしてみましょう

塗装ブースで気になることは

排気方法がうまく出来ていない
ミストにまみれて健康に悪い

 ミストが充満、吸い込みが悪い

 シンナー臭「ニオイ」きつい  

 塗面に頻繁にブツ発生

塗装ブース課題の解決ポイント

 ポイントは、下の2点からと考えています

  • 塗装ブースに関係する法令内容を確認し
     
  • 塗装ブースに求められる法令の条件とその実情を考えてみます
     

塗装ブースに関係する法令の内容を確認

労働安全衛生法という法律で設置が義務づけられ、その関係法令や通達等で構造や排気方法や条件、仕様、運用方法など「塗装ブース」について詳細に決められています
法令に合わないものは、塗装ブースに含まれません 注1


塗装ブースは、塗装作業を行う間仕切りされた空間で、局所排気装置を含む設備を言います。塗料ミストや溶剤の気化ガスの排出、作業者の身体の安全や塗装の仕上がり品質や生産性アップのためとても重要なものです。
塗装ブースの構成は、間仕切りと排気ファン、排気ダクト、フィルターその他です。
塗装の際は、塗料のオーバーミストを排気口で吸い込み、外部に排気します。
よって、工場の他の場所で有害排ガスを感じることは、ありません
健康への期待感は、高まります。

  注1:
塗装ブースは、俗称で法令上は、局所排気装置やプッシュプル型換気装置、囲い式フード、外付け式フード
     と表現されています。一般に塗装ブースと言うときは、塗装を行う際、発生する有害物質(気化ガス、ミス
     ト他)の発散を抑制する設備のことをいいます。
                         
有機溶剤中毒予防規則  第五条  事業者は、有機溶剤業務に従事させるときは、作業場所に、有機溶剤の蒸気
                         の発散源を密閉する設備、局所排気装置又はプッシュプル型換気装置を設けなければならない

 

 

悪臭がこもらない作業工場

シンナー臭や粉塵が漏れないように隙間をふさぎしっかり囲い込みます

ブースは健康維持のため

有害物質にまみれて仕事をしないことが大切でしっかりガードしましょう

新鮮な空気の入る塗装工場のブース

天井から新鮮な空気をい入れて床下へ汚れた空気を排出し換気します

職場の環境は適切な排気方法から

健康管理は、職場の義務ですから、しっかり定期検査を受けましょう

塗装ブースに求められる法令の条件とその実情

労働安全衛生法の定める塗装ブースの諸条件は、「職場における労働者の安全と健康を
確保」し「快適な職場環境を
形成する」目的で定められています。

法令の条件と実情

ブースは囲うものです
塗装ブースがない参考例

有害物が浮遊拡散し危険

大型化した排気方法で失敗例

工場建物自体をブースとし
壁面がウォーターカーテン
排気装置になっている

有害物質を含む塗装ミスト、溶剤ガス等に他部署で働くひと達が触れない、浴びないよう塗装の作業場所をパネルボードやビニールカーテンなどで囲います
有害気化ガスは、正しい排気方法で処理しましょう

  • 1
    塗装ブースの実情は

.ブースなのにそもそも囲っていない
.囲っていても隙間が多く、有害物が漏れている    .コンベアやリフト、治具設備などで隙間がある
.製品の搬出入で壁板やカーテンを外している

  • 2
    塗装ブース解決に向けて

.隙間は、パテや添え木を使い塞ぎましょう
.リフトがある場合は、排気風量を増す
  ビニールカーテンなどを垂らし、隙間を減らし     
  ましょう

.作業の動線を見直し、レイアウトを変えてみま
  しょう 塗装ブースの換気は一方向で乱れのな
  い
風の流れを作りましょう(捕捉面)

塗装ブース

塗装ブースは、徹底してすき間をふさぎましょう

塗装ブース  タイプ いろいろ

きれいな塗装ブースの例

密閉型プッシュプル
床下の排気方法

カーテン式塗装ブース

カーテン式
プッシュプル型

フードによる排気方法

開放型フード式
背面からプッシュプル

簡易な塗装ブース

天吊り型
簡易ビニールカーテン

法令の条件と実情

ブース内は外気を取り入れ換気します

塗装ブース内で働く作業者の安全のため外のきれいな空気を入れましょう
排気方法を考慮し換気をしっかり行うことが安全の第一です

工夫が必要な排気方法

外気を入れ換気する

シンナー臭の対策を解説

きれいな空気を入れましょう

  • 1
    塗装ブース実情は

①.ミストや粉じんが工場の外へ出ることを恐れ
  窓を締め
たままのところは意外に多い。

②.フィルターやファンが目詰まりし、排出が機能
  せず
、新鮮な外気が入りません

  • 塗装ブース解決に向けて

①.外の空気を取り込みむ給気装置(ファン)
  
取り付け強制的に給気も考えてみましょう

②.フィルター交換や目詰まり解消をしましょう
  ファンやダクトのスラッジは清掃しましょう


換気する空気の量は、ブースの大きさ、容積に比例
します 囲うブースは
、小さい方が良いでね

法令の条件と実情

外気と汚れた空気の境面、捕捉面を作る

一例として、外気の給気方法は、ブースの天井からきれいな空気を入れ、作業者の上半身(頭部)が有害排気ガス、ミストまみれないような排気方法を考えてみます

  • 1
    塗装ブースの実情

スプレーガンで上下、左右と噴霧するので、ブース内ミストが充満している
生産性を上げるため塗布量が多く、塗物からのミスト返りが多い
マスク、めがねを してもミスト対策は厳しい

 

汚れた塗装ブース

天井、壁、床と塗料が一面付着しスラッジとなっている
ブース外側も粉塵が工場内一面に堆積し、隅々は、吹き溜まりとなり粉塵が蓄積している 原因は、排気方法が不適切で塗装ミストがブースに充満し、さらに容易にブースの外に漏れ出し
工場内全域に浮遊拡散しているためでミスト対策が必要です

 

汚れた塗装ブース例

至るところ黄色の塗料が
ベットリ

ミスト対策がない

塗装ブース内の換気
ほぼゼロ

ミスト対策がない

マスクをされての対策

ミスト対策がない

ミスト返りでブツが
多く磨きが多い

  • 塗装ブースの排気方法(換気)について
プッシュプル型塗装ブース

頭の部分がきれいな空気層にあるように保ちます

上図は、天井から給気ファンで新鮮な外気を入れ、ピット式の床下から汚れた空気を排気する排気方法の構成例です。

塗装ブース内の風の流れは、均一で適切な風速、一様の風の流れ維持することが重要です。作業環境の良好と安全の維持、そして塗装品質の向上のため非常に重要です。
ブース内のきれいな空気と塗料ミスト(汚い排気ガス)との境目を「捕捉面」と言います

塗料ミスト(排気ガス)は、安全のため腰から下(捕捉面の下)の位置にするようにしたい汚い空気はスムーズに排気できるよう排気方法を見直します。頭部上半身がミストにまみれないことが法令の管理区分の1を取得する基準になります。まみれている場合は、管理区分3で1への改善が求められます。

溶剤、LPG、油性粉塵・ミストなどは、空気より比重が重いので排出口は、床下(ピット)に設ける排気方法が効率的です。

注 有機溶剤中毒予防規則第十六条の二 「捕捉」には、とらえる、つかまえると言う意味がありま
     す    噴霧された塗料のうち塗着しなかった塗料ミストを
「きれいな外気」がブースに入ることで
 捉面で
とらえ、排気吸入口へミストを押し込む排気方法のことと考えます この捕捉面を維持でき
 るか、制御風速の
基準値の大切な役目と考えます もし、ミスト返り、乱流があるなら塗装のやり
 方も見直しましょう

法令の条件と実情

塗装ブースの測定は行いましょう
排気口の定期点検方法

濃度サンプル収集

排気の計量証明とその方法

管理区分1を取得

安全への意識を高めましょう

作業環境測定は、法令で決められた義務です
作業環境測定とは、塗装ブースの排気量が適切か、有機溶剤の濃度が基準値以内に薄められているか、その実態を調査し、記録しておくものです
危険性の高い物質を扱うため装置性能が安定して可動するよう装置の点検は自主的に事業主が行うよう指針が定められています
作業環境測定は事業者の義務として6ヶ月に1回行います。従業員の安全意識を保つ、高める活動も必要です

  • 1
    塗装ブースの実情

①.やってないところが多いです

②.専任者、組織がない、業務のルーティンになっ  
  
ていないこともあります

.安全確保の意識が少し低いようです

  • 2
    塗装ブース解決に向けて

①.業務として実施できるようにスケジュールを
  作りましょう 測定は1時間かかりません 

②.近年の法令の改定で実施要件が細かくかつ厳し
  くなりました。
管理区分1は守りましょう。
  立ち入りでは警告を受ける可能性があり、罰則
  は
6ヶ月以下の懲役、または50万円以下の罰金
  となります

③.有機溶剤等の使用について注意事項を作業者の
           見やすい場所に掲示することが
義務付けられ、
           この機会に週1回 朝礼等で申し送りをしましょう

・作業主任者の名前と担当職務の内容
・有機溶剤が人体に与える健康上の害について
・取り扱いの有機溶剤等の区分の表示
休憩の確保など   

治具、ロボットアームでの無人塗装でも 制御風速、外部排気等の基本ルールは同じです
今のところ法令に例外規定は無いようです

囲い式フード、陽圧

工場内は、陽圧で外部排気

ピット下へ排気を追い込んでいる

課題解決されたお客様例

有機溶剤、シンナー臭 事務員がクサイと

 電気化成品製作所(兵庫県)

適切ではない排気方法

溶剤対策実施

【塗装ブースの現状】
有機溶剤が有害で
換気が必要なことは知っていた。
事務室で臭いと言うのは、まずいと感じていた。


1.作業場所にブースがあり扉は開放していた
  換気のため工場シャッターも少し開けていた

2.冷暖房のこともあり、調整がむづかしい

                   3.設備の点検、清掃はコストと手間がかかるが
                                                                                                こまめに行っていた

 

 

塗装ブースへの取り組み

【原則】
作業場所の有害物質が
工場内や事務棟に拡散し他事務職員さらされないよう改めて作業場所は
いましょう

【取り組み】
職場環境を改善するために排気装置、その能力と給排気のバランスを行いました

作業場所を囲い込み、外部への排気(換気)を徹底しました 

ブース内にミスト、においがこもっている

大型機械部品工場さま(静岡)

理想的な排気方法の事例

大原則は、換気です

【塗装ブースの現状】
1.プッシュプル型ブースでミストや臭いがこもる

2.排気の力が弱く、吸い込みが悪い
      原因は、塗料がフィルターに付着し目詰まりのため 
  排気が出来ないことにある

3.ダクト内には粉じんの堆積も多い
                          塗料が
粉じん化し、隣の畑に出ていると苦情あり

 

       

塗装ブースへの取り組み

【原則】

近隣の苦情があり、排気風量を下げていたが、排気風量は適性値にし、新鮮な空気をブースに入れ
作業者の安全を図らなければならない排気方法の原則に従うこととした

【取り組み】

戸外への排気風量を増やしながら、有害物質(塗料ミスト対策)の排出を抑えることとした。
フィルターの交換と清掃の頻度を上げた 

いかがでしょうか
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【ご参考】工場外への有害物質排気対策について 

工場外へ排出される有害排気ガスの処理は、結構やっかいな問題です
詳しくは、局所排気のページを合わせてご覧下さい

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塗装ブースがそもそも必要なのか?どのような問題点がるのか?どんなタイプがいいのか? など疑問点は、たくさんある

シンナー臭 排気処理装置

スクラバーや活性炭などいろいろ試している
大きいのは、コスト面と手間 課題解決の方法を知りたい 大きな悩みです

粉じん 回収

工場内が汚れる、近隣に飛散しているなど、基本の問題対策は、捕るしかない 一番効果的な方法やコスト面を知りたい

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